「邪魔とは何よ!あんたのが邪魔よ!」
「あーん?俺様に立てつくとはいい度胸じゃねーの」
2.夢の様な現実
うわぁべ様だ!べ様!背ェ高いなッ!
「おい」
そりゃぁな。私は155cmでべ様は175cmだもんね!
「なぁ」
いっやー…それにしてもこの色気(?)は犯罪だろ!
「聞いてんのか?」
あんた本当に中学生かよ!
「おい!!!!」
「絶対違うだろ!!」
「…ハ?」
「…ぁ。」
べ様が五月蝿いから思ったことを口に出してしまった…ってそんな場合じゃない!!
なんか睨まれてるよ!私!がんばれ!
「景吾ッッ!」
「……あぁん?」
跡部と校門で話していると、突然現れた女の子。
とっても綺麗で、スタイルも抜群。まさに跡部に合う理想の子。
「私達……まだ、終わってないよね…?」
あらあら☆修羅場ってやつですか?
「うっせぇな 黙れよ。」
跡部、女の子にはもっと優しくしなさいよ!特に私の様に可憐な乙女にね♪
「…っ!私に、恥かかせないでよ…!」
あーあ、女の子が泣いちゃった〜
「ハッ!何が恥、だよ。そもそもお前と付き合ってた事が俺様の恥だ」
……ハ?
「…っ」
ドゴォッ
「お前何様だよ!跡部様かよ!へーへー!あんたうっぜぇよ!仮にもあんたに想いを寄せてた子だぞゴルァ!!!
調子のってんじゃねーよこの腐ったTOMATO!!!」
気付いたら 跡部の顔をグーで殴ってました☆
「あんた頭のネジ緩んでんじゃないの!?ふんどし締め直してこい!アフォオオオオ!」
……ハッ!(←自分が何をしてしまったか気付いた
「っし…失礼しました!」
「っおい!!」
ダッシュで逃走。
やっば!私しでかしちゃったよ!!やっちゃったよ!
絶対ウザがられちゃったよ!くそっ きらめけ☆私のスクールライフ計画が台無しだよ!(どんな計画
「迷っ……た…」
あれから走り続ける事3分。
私は何処かの建物の裏に居た。
「ちっくしょー!べ様かっこいいんだよ!でもうざいよ!」
「…誰?」
「?」
背中から、声が聞こえた。今の台詞、聞かれてしまったのだろうか…やだな…
そーっと振り返ると、そこには
「●△※¢Ω!?」
「だぁれー?」
ジローちゃんがいた。
なんかもう悩殺物なんですけど!寝ぼけた目線で上目遣い!?ウヒョウヒョなんですけど!!!!
「俺ね、芥川慈郎っていうの〜。ジローって呼んで?」
「うっうん!私、っていうの!」
「ちゃん?キミ、可愛E〜ね」
「っっ!ジローちゃんのが可愛い〜!」
ガバッ
気付けばジローちゃんに抱き着いてました。ホントッ可愛い!!!
ふわふわの髪とか、ふわふわの髪とか!ふわふわの紙とかっ!!
「ちゃん、見ない顔〜。もしかして転校生?」
「うん、転校生!」
「教室に向かわなくてへいき?遅刻しちゃうよ〜」
「あー…私迷子なんだよね」
私が抱き着いても嫌がる事なく(むしろ歓迎系)話を進めていくジローちゃん。
あ〜…癒されるなぁー…
「まいご?ちゃんかっわE〜!じゃぁおれが教室につれてってあげる」
「本当!?さっすがジローちゃん!天使だ天使!プーさんの天使だッッ!」
立ち上がって、行こうって笑うジローちゃん。マジ可愛い!マジ可愛い!それしか言えません!
校舎に入ると、こんな放送が聞こえてきました。
「!!至急職員室に来なさい!居るんだろ!?エェ!?居るんだろう!?これで何回目の放送だと思ってるんだ!」
「……マジですか(ってか先生こえーよ)」
「ちゃん、ちょっとヤバイ系〜??」
「まぁ何とかなるっしょ!」
「そう?まぁ頑張ってね〜同じクラスだと嬉C〜ね!じゃねぇ」
あー…私ジローちゃんと同じクラスが良い!!ジローちゃん!ジローちゃん!
その後、私は職員室へと入ったら案の定すっごいどなられて、教室へと向かうことに。
「んじゃぁ、入ってきなさい。」
「ほーい」
ガラガラガラ....
「で〜す。よろしくお願いしま〜す」
ジローちゃんは居るかな!?クラス中を見渡す…けれど、それらしき人物は発見出来ず。
ってか五月蝿いな〜このクラス。こんなざわざわしなくて良いだろうが!
「んじゃぁはあそこの空いてる席で。」
「は〜い」
空いてる席…あったあった。っておい!
空いてる席!!!!!
私の見間違えじゃなければ、、、、、、
前後忍足と跡部なんですけど!!!!
N E X T
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ジローちゃん!ジローちゃん!私ジローちゃん大好きですvvv
あと、席の前後が忍足と跡部とか最強じゃないすか!?(ウハウハ
でも、やたらとちょっかい出されそうですよね(笑