「よーんじゅさん…うおらああああお前等！！突撃だあああ！」


最早あなた達誰？



33.私は人間です





私は今、走ってます。


何故なら、それらに捕まってしまうからです。（何故中学２年生の和訳みたいな文？）







「なっ！？最後までしぶとい奴やなぁ〜！！ちゃん！捕まりや！」


「まさか窓から逃げるとはねー。予想ＧＵＹ」


「（えっ不二先輩！？）…すぐ捕まるのに。まだまだだね」


「おっまえらうっせー！あたしを捕まえられるモンなら捕まえてみな！！！おし〜りぺーんズゴッッ





・・・こんな展開ありですか？


もしかしてこれがギャグ小説の末路なのですか？


お尻ペンペンやろうとして転ぶとかアリなんですか？







「「「……捕まえた」」」






それでも起き上がって逃げようとする私に容赦などせず


総勢２５名はあたしの体の１部にそれぞれ触ってそう言った。







「……」


「あ、今更逃げようとか無理だからね？ｖ」


「うん、そりゃぁ２５人にも捕まれてたら逃げれる訳な…ギャッ！！！おい誰だ今あたしのケツ触った奴！うわ、ちょ、目潰し禁止！」







こうしてドロケイサバイバルは幕を閉じた。（えっ、マジで？）































「、こっち来なよ」


「ごめんリョマくん無理」


「あーん？俺様の言う事も聞けないのか！」


「お前何様だよ（笑）」


「ちゃん！こっちおいでよー！！」


「ジロちゃん…！ごめんっ」







ごめんジロちゃん…流石に…ジロちゃんラブ！な私でも…


男の巣には行きたくない。


だって皆さん、あそこどんな所か知ってる？


バスの後ろ２席。えと…あれ。あるじゃん。一番後ろの席は５人がけ？で、普通の席は補助席出しても５人がけ。


計１０人じゃん？座れんの。


でもこいつら１６人で座ってます。


え？あとの６人はどうしてるかって？


宍戸辺りは、５人がけの席の後ろのちょっと空いてる荷物置きのスペースに座ってます。（座敷わらしみたい）



これが”リスク”だそうで。――時間を遡ること、２時間前







「ふむ、ようやく終わった様だな。お疲れ様」


「（お疲れ様じゃねーよ榊バァァカ！）」


「私は榊バァァカではない！榊だ！」


「えっごめんなさい」







榊先生はエスパーか！、と突っ込みたい気持ちを抑えて、辺りを見回す。


捕まったあの後はアナウンスでドロケイサバイバルが終了した事を伝えられ、集合がかかり、みんな着替えて荷物を持ってホールに集合。


終わったんだよねー、疲れた！！！！…ちなみにとは一言も会話してない。目が合ってニコォオォォォォオとされた。


そんな中、菊丸が口を開いた。







「せんせー。質問なんだけど、俺達青学と氷帝って宝取られてるにゃん？でも結果的に３校合体して捕まえたにゃん？この場合はどうしたらいいのにゃん？」


「（あえて俺は突っ込まないぞ！！）あー…そういえばそうっすよね。でも俺らマネージャーには関係ないし？」







涼、地雷踏んだ。


青学と氷帝の皆様が睨んでらっしゃるよ！！







「あぁ――とりあえず、全員バスに乗って帰れる。」


「…やったー！！！」


「いやー、本当、苦労した甲斐があったぜ！」


「…油断しないで良かった」


「そうっすね、手塚部長」


「だが――、リスクがあると話した筈だ。そのリスクとは、」







１０人がけの席に１６人座ること。


それでも、やはり私達マネと不二くんはちゃっかり１人１席貰ってます。


それでバスに乗り込んで、今に至る訳でありまして――








「ー…アイツ等なんかほっとけよ。それより菓子持ってねぇ？」


「うっさいハゲ井。お菓子ならジロちゃんとがっくんにあげました！」


「（は、ハゲ…）」


「ハゲとは何だ！そんな事言う奴はたるんどるぞ！いいか？世の中にはな…」


「……ハゲ田弦一郎」


「ぎゃははははは！！サイコー！ハゲた！ハゲた副ブチョとかマジ傑作！」


「ハゲ田…ハゲ、た……何故に…ッ何故に過去形なのだああああ！！！」


「故に過去形だな。」


「うん、故に過去形。」


「もうハゲちゃったんだよね」


「●デランス実施済み（笑）」







立海が爆笑の渦になってるなか、後ろの席からは「……ー…」という声が耐えない。


あたしを呼ぶなああ！！






「何ですか！少しは黙りなさい！」


「暇なんだーよ、暇なんだーな」


「（えっ何か違和感）いいじゃん、合宿楽しかったじゃん。思い出話でもしてなよ」


「・・・のシャワーを覗こうとしたり・・・が苛められてたり・・・が」


「ごめん、思い出話は無理だったね！」




「、こっち来んしゃい。ハゲ村が暇そうじゃよ」


「ふふ、俺がハゲ村なら仁王はハゲ王だね」


「ハゲ王か…捨てがたいのう。じゃぁ、俺がハゲ王なら柳生は…ハギュウ？いや…ハゲよう、でどうじゃ？」


「何で勧誘してるんですか。嫌ですよ」







なんかこの調子じゃぁ終わりが見えて来ないんでみんなぐっすり☆っていう作戦で良いですか？


あ、良いですか！じゃぁみんな寝ました☆なんだかんだ言っても、みんな疲れてたんだね…♪








「おい！みんなハゲハゲ言うからジャッカル傷ついてんだろぃ！！！」


「いいよ…みんな、俺の事気にしない、で…？」


「宍戸さーん！しりとりしましょー！えっと、俺からですねー、”宍戸さんは馬鹿だ”」


「…”蛇足長太郎”」


「”う●こ宍戸さ「チョタアアア！！そんな言葉使っちゃいけません！！！」







やっぱり無理みたいです。







N E X T







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キャラが壊れてるとかそういう次元じゃないですよね