「母さ〜ん…おっはよー…」
「お、vおっはー」
「あ、バカ忍足〜。おっはー………ってええええ!?」
なんで変態伊達眼鏡が朝っぱらから私の家に居るんですか。
8.3回目は落武者と
「ちょっ!何お前人の家に侵入してんの!?母さ〜ん!母さーん!」
「の母さんならもう仕事に行ったでv『侑士君なら安心ね』ってv」
「…母さん…こんな変態を家にあげちゃならんよ…」
「の方が変態やろ。この前岳人の着替え覗こうとしてたやんか!」
「何で知って…って、まだやってないし!
ってか、何で此処に居んの?」
「…忘れたんか?v俺とはホヤホヤの新婚生か「眼鏡割んぞゴルァ」あっすんません。今日は代えの眼鏡持ってきてないんで勘弁してください」
「…が、が逃げへん様に迎えに行けって。」
「…サン…いくらスパイ失敗したからって流石に逃げようなんて無謀な事考え…」
「へんよなぁv俺のやもんvv」
「るわアホ!コイツと一緒に登校なんて出来る訳ないわ!」
「えっ!?何やねん、それ!?こんなイケメンと登校出来るなんてには一生到来せぇへんガスッ!
「はんっ!そこで鼻血でも流してな!さらばっ!」
忍足にエルボーを食らわせ、鼻血が出たのを確認すると私は一気に走り出した。
あっ何か今日は幸ちゃん居ませんでした!毎日迎えに来てくれる訳ではないのか……まぁ今日はその方がラッキーですけどねv
ダダダダダダダ
「〜〜!!!」
後ろから何か着いてくるな…しかも叫んでるな…と思ったら、忍足が鼻血流して全速力で私を追ってきてる事が判明しました
「ちょっ!追って来んなって!マジ怖いって!落武者みたいだよ!?とりあえず鼻血拭けよ!」
「ちゃんが拭いてぇやぁ〜v」
「…っ!マジ死ねよ忍足ィィィ!ホントッ追ってこないで!!」
「ちゃん逃がすと、俺の命が危ないねん!」
「いやいや、キミに今捕まったら私の命も危ない気ィしますから!!!」
流石氷帝のテニス部レギュラー。
恐ろしく早いです
しかも鼻血垂らしながら追ってくるのでマジ怖いです。
必死こいて走って、校門に着くと、2人で仲良く登校してる宍戸とチョタを発見しました
思わず急ブレーキをかけました!
「うっは!チョタ!宍戸!おっは〜♪」
「あ、先輩vおはようございます」
「……髪、ボサボサ。走ってきたのか?激ダサだな」
「Σはっ!やっべ!落武者がやってくる!」
「「オチムシャ…?」」「落武者やなんてvったらヒドイッv」
「……来た」
「ー、ノート見せてや。俺、に殺されてしまうわ」
「普通にさ…学校で言えば良いジャン。わざわざ私の家まで来なくて良いジャン!」
「…なっ!お前、の家まで行ったのか!?」
「先輩…よくぞ生きて帰って来れましたね」
「いっやーvったらなぁ、俺の事見るなり抱き着いて来てんvそれで放してくれへんの!愛やなぁ…」
「マジで眼鏡割るぞ?……はい、ノート。」
「おおきに〜。おー、結構上手くデータ取れてるやん…って?この文字…」
「えっへ☆超綺麗でしょ?v」
「…まぁええわ。に渡してこよーっと」
お前BAKA☆って顔して私の事を見ると、忍足はノートを持って校舎へ走って行った。
「ってかてかー、宍戸とチョタっていつも一緒に登校してるの?」
「あぁ。」
「うっは!ラブラブじゃん!あたしのチョタを取らないでよ!宍戸!」
「せんぱ…ラブラブだなんて、そ、そんな…」
「ほっとけよ長太郎」
何、赤面してんの!?チョタアアアアアア!!!
あ〜でも可愛いvvクソクソv
「あ〜チョタはそっち方面か…でも私はチョ「あ゛?誰がそっち方面なんて言いました?先輩v」(注意:チョタです
「…チョタ?」
「はいっ!何ですか?先輩っ」(ニコ
「あ…いや、今チョタの幻影が…」
「…激ダサだな」
あ、いや。チョタが幸ちゃんと同じオーラを出したなんて私は信じませんよ!お父さん許さない!
右にチョタ、左に宍戸を引き連れて私達は校舎へ入った。(何か桃太郎気分です
校舎に入った瞬間、生徒達の視線が私に突き刺さる。
どうしたのだろうと辺りを見渡すと、馬鹿でかい下駄箱の壁に、馬鹿でかくこんな新聞が貼られていた。
スクープ!詐欺師を騙した女!
コート上の詐欺師こと、仁王雅治の唇を騙し取った女の決定的瞬間!!
その文字の下には、仁王と私がキスしてる写真と、ずらずらと小さい文字の解説が……
「いやいや…ちょっとコレ待とうよ…」
「先輩………」
「ちょっ!チョタ!誤解だって!私はチョタ一筋だってば!!」
「…、羨ましい」
「えっ?」
「ん?何でもないです(ニコ」
「羨ましいって聞こえた気が…まさか私が羨ましいのか!そんなに仁王とキスし「あ゛あ゛?」
「……」
「写真撮られてやんの。激ダサ!」
「うっせ〜宍戸!髪切るぞ!」
「切れるもんならな。」
「宍戸さんの髪は切らせません!」
「えっ!イヤ、何故そこでチョタが出てくるんだ…って、忍足。」
宍戸はなんとも思ってない模様!
チョタはぼーっと新聞を眺めておりました!
そしてその馬鹿でかい新聞の目の前に佇んでいる眼鏡の男。
間違えなく忍足です。
「」
「あーん?コレ、マジ誤解だから!私チョタ一筋ですから!」
「消毒させてぇや!」
「はっ!?ちょっ!こっち来んな!」
そう叫ぶなり、私に踏みよってくる忍足。
壁にバンっと押されるけど…
「鼻血の跡がついてて全然ドキドキしない。寧ろキモい」
「仁王許さへん。俺のに…」
「いや、待とうか。私あんたの物じゃないからねv」
「」
「んぁっ?」
ちゅっ
「……」
「しょーどく。ごちっそさん♪」
「…おえっ」
「何やねんその反応!」
「だって…忍足、自分の顔見て来いよ。鼻血が……しかもキスの味まで血っぽいし」
「まぁええやんvそれより俺とチューできて嬉しいやろv」
「…」
パリィィィン
「あっ!ちょっ!俺今日代えの眼鏡持ってきてへんって言うたやろ!」
「知るかバーカ!お前何か激ダサだああ!」
「あっ!お前、俺の台詞パクんなよ!」
「もーどーでもいいじゃん。うっうっ チョタァァ〜」
忍足の眼鏡を割って、チョタに抱きつく私。
何でこんなにキスされにゃあかんのですか…
「…よしよし」
「うっうっ…忍足のキスキモいよ〜っ」
「先輩……忍足先輩、自分が何したか分かってるんですか?(にこ」
「長太郎…お前が怒る事あらへんやんか!」
「忍足…激ダサだな」
「なっ!何で宍戸までそんな事言うんや!俺もぉ泣くで…」
「あたしの方が泣きたいです」
「ウワーオ」
「「「!(!)」」」
「みんなおはよー」
「ちょっ!!どーゆー事っすか!?」
「あぁ、この新聞?コレ、氷帝の物ではないわよ。」
「それ、どういう事なん?」
「まぁ、考えられるとすれば…仁王の悪戯ってとこかしら。」
はぁ?
N E X T
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鼻血を流しながら追ってくる忍足…うわぁ、想像したくないっすね!笑
ついてにちゅー…忍足は嫉妬深いんですかね?笑
今ん所は、チョタと忍足はヒロインに惚れてます。宍戸と仁王は気になる〜って感じ。
幸村は謎です(笑
妹みたいに思ってるんじゃないっすかね?