「まぁ、考えられるとすれば…仁王の悪戯ってとこかしら。」




ハイハイ!先生!意見がありまーす!仁王君は一回死んでしまえば良いと思います!








9.強化合宿決定!?







「それ…どーゆー意味?」

「立海の新聞部がと仁王のキス事件を全部見ていた。もしくは、仁王本人から聞かされた。
 それを記事にし、仁王か誰かが氷帝にわざわざ貼りに来た…という事」

「何やそれ。」

「こうやって達の反応を見てるんだと思うわ……何処かで。」

「ちょっ!てめー!宍戸!お前、マジ本物なんだろうな!?詐欺師が化けてんじゃねーだろうな!?

「何で俺を疑うんだよ!?普通疑うなら忍足だろ!?き…キス、したし

「(宍戸亮は案外シャイ…)ありえないわ。仁王が鼻血流しながら走ると思う?」

「確かに…」

「それにチョタは可愛いからありえないの!くっそー!宍戸死ねえええ!」

「なっ!?うわっ!痛っ!髪の毛引っ張んなって!激ダサ!

「…激ダサなのは宍戸さんです…」

「ちょっ!マジで痛いって!禿げる!!

「んぁ?しっしーは元から禿げてるんやろ?v」

「まぁ……人生は髪が全てじゃないですし…ねっ?それに、ハゲでも頑張ってる人居ますよ!」

「宍戸亮…ドンマイ」

「ハゲ…ジャッカル!?ちょっ!マジで助けろって!お前等激ダサ!」

「し〜し〜ど〜!死ねええええええ!」

「は!?もうそれ、仁王じゃなくて俺に死ねって言ってちゃん?」


宍戸の髪を引っ張ってると、突然背後から聞こえてきた声。

ジロちゃんとがっくんのお出ましです。(しかもなぜかジロちゃん黒い


「あ、芥川おはよう」

「ジロー…お前が来てくれて助かったぜ」

「もう少しで宍戸さんのハゲが見れるところだったんですけどね」(ボソッ

「…」

「おっ、がっくん、ジロー、おはよーさん」

「おい侑士!これどういう事だよ!?何でと仁王がキスしてんだ!?クソクソ!」

「うん〜何で俺のちゃんがキスしてるんだろーね?」

「ちょっ!みんな聞けって!これは乙女の純情を踏みにじった仁王が悪「「「は乙女じゃないだろ」」」

「アハハ…ちゃん、そこで一緒にハモって欲しくなかったなー…」

「まぁ、それは置いといて。。仁王とキスしたのは本望ではなかったのね?」

「あったり前じゃん!それ、新聞に書いてないの?」

「こう書いてあるで。
 "仁王からキスされ、彼女は思わずもう1度せがんでしまった。
 しかし、彼女は思いとどまった!そう、自分にはあの人がいると…
 そして、彼女はその人を裏切らない為に、仁王の舌を噛んだのであった…"


仁王、マジ死ねよ…

「此処に書いてある事嘘なのか?激ダサ」

「嘘に決まってんじゃん!そりゃぁ私はジロちゃんやチョタがラブいけどさ!」

「ヤダー!ちゃんは俺しか見てくれなきゃヤダー!」

「ちょっ!!ジロちゃん可愛いーvv」


ジロちゃんが抱きついてくるので、私も抱きつき返しました。


「あん?何やってんだ?おめーら」

「あ、あとべ、かばじ、ひよし、おっはよ〜」

「お早うございます。…って、何ですか?これは。」


若様は新聞を見ながら問いかけた。

私が一番聞きてぇよ…


「おはよ。部長サン。実は、かくかくしかじか…」

「ちょっ、、漫画の世界じゃあるまいし、そんなんじゃ分からな…」

「何だそういう事かよ。」

「うっそ!分かったのかよ!」

「まぁ…この世界もフィクションだしなぁ?樺地?」

「ウェッ!?ウ…う、ウス?」

ちょっちょっちょっ!宍戸!何樺地に問いかけてんのよ!跡部気取りかっ
 あんたは、チョタに聞いてあげなきゃ駄目よ!なぁ?樺地

「……ウス」

「そうですよ!宍戸さんのパートナーは俺じゃなきゃいけないんだ!なぁ?樺地

「っウス」

「あ、何か俺もやりたくなってきたわ。なぁ?樺地

「ウス」←もう慣れた

「あ、ズリィ!俺も俺も!なぁ?樺地

「ウス」

「ちょっ!あんた達、樺地イジメやめなさいよ!なぁ?樺地
 …じゃなくて、部長サン、私から提案があるんだけど…」

「おう、。言ってみろ。」

「立海と青学で強化合宿しませんか?」

「立海!?と、言えば丸井君に会える!俺行きたいC〜!なぁ、あとべお願い!やろう!」

「あ、何か楽しそう!合宿やろうぜ!」

「合宿…なんか久しぶりですね!宍戸さん!」

「あぁ、そうだな…」

「あっ、勿論も一緒ですよ?」

「はっ!?ちょっ!待って!?私、マネになってないよ!?」

…やられっぱなしで良いの?なめられた女と思われるのよ?
 この合宿で…仕返し出来るチャンスじゃない!」

「うっ……」

「おれ、ちゃんマネージャーになるならちゃんと毎日起きてるC!っていうかマネにならないとどうなっても知らないよ?

「……(怖っ)」

「俺は勿論大歓迎やでv手取り足取りちゃんにマネの仕事…いや、その他もガスッ

下克上だ…!他校の先輩を潰すチャンス!」

「うん、もういっか。マネやる」

「あーん?まぁ、それは前からの決定事項だ。俺様も、そろそろ合宿をしようと思っていた頃だ。
 監督に相談してみる。他校の監督にも。」



跡部の言葉にも突っ込む気になれません。何か疲れました。

周りを見渡すと、さすがレギュラー全員集合だけあって、ギャラリーが出来てます。

流石、のお手伝いをしてるだけあって(してるのか?)私に殺気が飛んでくる事はありません。ハイ。

ただ、見られるのも…こんな平民には耐えられません!


「うん、まぁ、さ。授業遅れるから、また集まろうよ。昼休みかなんかに。んじゃ、行こう」



半ば強引にの腕を引っ張って私は教室へと向かった。(その間もみんなの視線は私に釘付け☆)

あ、忍足と跡部も同じクラスだっけ?…ま、いっか



「ねねっ、何で立海と青学と合宿なんて企んだの?」

「企んだなんて、響きの悪い…!私はただ、の復讐に力を貸そうと…!」

「ちょっ!キモい!が私の為に何かしてくれる訳ないじゃん!」


私がそう言うと…は俊足で本当の理由を答えてくれました







「だって他校のレギュラーの写真も撮り放題じゃん」








…やっぱコイツ恐ろしいです。















N E X T












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はいー。結構強引に強化合宿決!

これで、起こしたい問題が起こせる…!vv

書きたいなー!と思ってた話が沢山書けるんで、すっげ楽しみですv

強いて言うならば、仁王の所為でまた大事件発生します(笑

今回の事よりタチが悪いです、120倍位(笑